プロ野球のオーナー会議が12日、都内で行われ、東京オリンピック(五輪)が開催される20年の日程について報告された。

五輪でソフトボールが開幕する7月22日から公式戦は中断期間に入り、五輪閉会式(8月9日)から4日間の参加選手に対する調整期間を置き8月14日から再開する。横浜スタジアム、神宮は五輪期間に長期借用されるため、期間中に首都圏の他球団本拠地を融通する案も浮上した。この他、未就学児への野球振興事業、eスポーツの概要説明などが行われた。また、会議前に日本野球機構(NPB)の臨時社員総会が行われ、2億2000万円の黒字となる18年度予算案などが承認された。

◆オーナー会議出席者

▽オーナー 中日白井文吾(議長)西武後藤高志、阪神坂井信也、DeNA南場智子、日本ハム畑佳秀、広島松田元、オリックス宮内義彦、巨人山口寿一

▽オーナー代行 楽天井上智治、ロッテ河合克美、ヤクルト衣笠剛

▽オーナー臨時代理人 ソフトバンク大脇満朗(敬称略)