4連覇を目指す東洋大が「ドラ1トリオ」のリレーで駒大に連勝し、勝ち点を2とし、勝率で首位に立った。先発の梅津晃大投手が、この日最速152キロの速球を武器に3回1/3を2失点でマウンドを降りると、上茶谷大河投手(4年=京都学園)が4回2/3を無失点でつないだ。9回は最速159キロ右腕の甲斐野央投手(4年=東洋大姫路)が締め、5-2で逃げ切った。

東洋大が公式戦初の「ドラ1候補トリオ」のリレーで圧倒した。4回に2点を返され、なおも1死二塁でマウンドに上がった上茶谷が4回2/3を1安打無失点。公式戦初救援ながら「準備はしていたのでガンガンいこうと思った。調子は上がっている」と手応えを感じていた。9回を託された甲斐野は打者の反応を見ながら高速フォークではなく、スライダーを決め球に3三振を奪った。「フォークに打者がぴくりともしなかったので。今日は(杉本)監督から『総動員で行く』と言われていて気合が入っていた」と喜んだ。