早実・野村大樹内野手(3年)がソフトバンクから3位指名を受けた。

都内の同校で和泉実監督とともに会見を行い「とてもうれしいです。不安もありましたが、選んでいただきほっとしています。何と言っていいか分かりませんが、涙が出てきそうです」と満面の笑みで喜んだ。

1年時から1学年先輩の日本ハム清宮とともに中軸を担い、高校通算68発の右の大砲。「1年生の頃から憧れの先輩。ネクストバッターサークルからいつも豪快なホームランを見ていた。敵チームにはなりますが、対戦できたらうれしいです」と先輩との“競演”を熱望した。

球団には同校OBの王球団会長が在籍。憧れの選手という大先輩の元でプロ野球選手のスタートを切ることとなり「(王球団会長ほど)ホームランを打てるとは思わないですが、やるからには世界一の選手を目指したい」と大きな夢を口にした。