中日からドラフト2位指名を受けた東洋大梅津晃大投手(22=仙台育英)が28日、埼玉県川越市の東洋大で中日与田剛監督(52)から指名あいさつを受けた。

1位指名選手を指揮官自らあいさつはするが、2位選手への監督あいさつは異例。東洋大は与田新監督が楽天2軍投手コーチだった今春と夏に同大グラウンドで2度の練習試合を実施。目の前で好投を見た与田監督が、一目ほれ。大阪桐蔭の根尾昂内野手(18)をドラフト1位指名確定後、2位として推した即戦力右腕だ。

「指名した選手の中で実際見ている選手。試合もだが、ブルペンで投げている姿勢を含めて脳裏に焼き付いている。先発(候補)じゃないか」と与田監督は投手目線で高評価を説明した。リリースポイントの安定感、変化球と速球でのフォーム変化の少なさにも太鼓判。楽天の打者が「タイミングが取りづらい」と絶賛したことも、2位指名を後押しした。「いまいる選手が発奮してくれれば。脅かす存在になって欲しい」と、右腕がチーム活性化の起爆剤になることも期待した。

「大きいですね」と梅津も、握手をした与田新監督に目を丸くした。それ以上に喜んだのは今季から中日入りした松坂大輔投手(38)の存在。「松坂さんに小さいころから憧れてきた。まず、ごあいさつさせていただいて、いろいろ聞きたいです」と興奮した。小学生の頃は西武ライオンズ入りを夢見た。しかし、それは松坂が所属していたから。WBCで活躍するレジェンドの背中を追ってきた。

「(松坂さんに)聞きたいことがありすぎて…。まずプロとしてどう生活したらいいか、取り組んだらいいかを聞きたい」。新監督との縁が結んだあこがれの人がいる中日入り。187センチの長身右腕が、さっそくレジェンドに弟子入り志願をした。