侍ジャパンが台湾との壮行試合に敗れ、稲葉篤紀監督就任後初めて敗れた。17年8月の同監督就任後、練習試合を含め7戦6勝1分けで臨んだ一戦だったが打線が沈黙。9回に5点を追い上げたが届かなかった。
9日からMLBオールスターチームと計6試合対戦する。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
台 湾 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 |
日 本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
【台】江辰晏、○施子謙、呉丞哲、邱浩鈞、陳禹勲、陳韻文、S鄭凱文
【日】笠原、浜口、●岩貞、成田、佐藤、高梨、山崎
【本】藍寅倫、陳俊秀
<コメント>
稲葉監督「試合から遠ざかっている選手を優先的に出そうと。ピッチャーを含めて。そういう試合勘を戻すというところでした。台湾はピッチャーも良かったですし、バッターの振りも良かったですし。その中で打たれた、打ち取られた、はありましたけど、そういうものは試合勘をまず戻すということでやってました。9回になってやっと田中選手のツーベースから、つながってきた。自分の打撃がだんだんできた。5点取れましたので次につながるのはないかと思います」
黄甘霖監督「勝って帰ろうと選手に言っていた。うれしい。守備も打撃も期待通りのパフォーマンスを出してくれた。日本は投打ともにまだ調整中と感じた」
- 日本代表対台湾代表 台湾代表敗れ、ファンに一礼する稲葉篤紀日本代表監督(左)らナイン(撮影・今浪浩三)
<台湾1回表>
2死から二塁打も無得点
- 先発の笠原祥太郎(撮影・今浪浩三)
<日本1回裏>
1番秋山 左飛
2番源田 一ゴロ
3番山田哲 四球
4番山川 三飛
<台湾2回表>
3者凡退
- 笑みを見せる日本代表先発の中日笠原(撮影・菊川光一)
<コメント>
笠原「はじめての国際試合で、逆球も少しありましたが、緩急を使ってしっかりと抑えられてよかったです」
<日本2回裏>
5番柳田 空振り三振
6番岡本 右飛
7番森 空振り三振
<台湾3回表>
(2番手浜口が登板)
3者凡退
- 日本対台湾 3回表台湾2死、陳傑憲の打球を好捕する左翼手の田中和基(撮影・今浪浩三)
- 3回表台湾代表2死、陳傑憲の打球を好捕する左翼手の田中和基(撮影・今浪浩三)
- 3回表台湾代表2死、陳傑憲の打球を好捕する左翼手の田中和基(撮影・今浪浩三)
- 3回表台湾代表2死、陳傑憲の打球を好捕した左翼手の田中和基(左)(撮影・今浪浩三)
- 3回表台湾代表2死、陳傑憲の打球を好捕しタッチをかわす左翼手の田中和基(中央)(撮影・今浪浩三)
<コメント>
田中和「一番自信のあるのは守備走塁なので」
<日本3回裏>
8番上林 一ゴロ
9番田中和 見逃し三振
1番秋山 二ゴロ
<台湾4回表>
3者凡退
- 2番手で登板した浜口遥大は森友哉(右)と笑顔のタッチ(撮影・栗木一考)
<コメント>
浜口「自信を持って投げられた。持ち味を出せた」
<日本4回裏>
(2番手施子謙が登板)
2番源田 遊ゴロ
3番山田哲 三ゴロ
4番山川 空振り三振
<台湾5回表>
(3番手岩貞が登板)
2死一、三塁から9番郭永維が中前適時打で先制。続く番陳傑憲が中前適時打。なおも2番藍寅倫が左翼へ3ラン
<日本5回裏>
5番柳田 空振り三振
6番岡本 遊ゴロ
7番森 空振り三振
<台湾6回表>
(4番手成田が登板)
1死一塁も併殺で無得点
<日本6回裏>
(3番手呉丞哲が登板)
8番上林 遊ゴロ
9番田中和 右中間へチーム初安打となる二塁打
1番秋山 左飛
2番源田 二ゴロ
- 日本対台湾 6回裏日本1死、田中和は右越え二塁打を放つ(撮影・梅根麻紀)
- 日本対台湾 6回裏日本1死、田中和は右中間へ二塁打を放ち滑り込む(撮影・栗木一考)
<台湾7回表>
(5番手佐藤が登板)
2死二塁も無得点
<日本7回裏>
(4番手 邱浩鈞が登板)
3番山田哲 遊ゴロ
4番山川 空振り三振
5番柳田 四球
6番岡本 二飛
- 日本対台湾 7回裏日本2死、ヘルメットを飛ばし豪快に空振りする柳田(撮影・菊川光一)
<台湾8回表>
(6番手高梨が登板。左翼に外崎、遊撃に田中広、左翼の田中和が中堅)
1死走者なしから3番陳俊秀が右中間へ本塁打
<日本8回裏>
(5番手陳禹勲が登板)
7番森→代打会沢 遊直
8番上林 一ゴロ
9番田中和 四球
1番外崎 遊ゴロ
<台湾9回表>
(7番手山崎が登板。捕手に甲斐)
2死一塁から甲斐キャノンさく裂!一塁走者王威晨が二盗を試みるも悠々アウト
- 9回表台湾代表2死一塁、打者・郭永維のとき一塁走者の王威晨は二盗を試みるが甲斐拓哉捕手の送球でアウトとなる(撮影・梅根麻紀))
- 日本対台湾 9回表台湾2死一塁、打者・郭永維のとき、一塁走者の王威晨の二盗を封じる甲斐(撮影・梅根麻紀))
- 日本代表対台湾代表 9回表台湾代表2死一塁、打者・郭永維のとき一塁走者の王威晨は二盗を試みるが甲斐拓哉捕手の送球でアウトとなる(撮影・梅根麻紀))
- 日本対台湾 9回表台湾2死一塁、打者・郭永維のとき、一塁走者の王威晨は二盗を試みるが甲斐の送球でアウトとなる(撮影・梅根麻紀))
- 日本代表対台湾代表 9回表台湾代表2死一塁、打者・郭永維のとき一塁走者の王威晨は二盗を試みるが甲斐拓哉捕手の送球でアウトとなる(撮影・梅根麻紀))
- 9回表台湾2死一塁、打者郭永維の時、一塁走者王威晨は二盗を試みるもタッチアウト(撮影・栗木一考)
<コメント>
浜口「準備はしていた。いい緊張感の中でやれた」
<日本9回裏>
(6番手陳韻文が登板)
2番田中広 左翼フェンス直撃の二塁打
3番山田哲 中前適時打で1点を返す。なおも無死一塁
4番山川 空振り三振
5番柳田 三遊間を破る安打で1死一、二塁
6番岡本 四球で1死満塁
7番甲斐 空振り三振
8番上林 投手へのゴロが失策を誘う。1点を返しなおも2死満塁
9番田中和 押し出し四球で3点差!なおも2死満塁
(7番手鄭凱文が登板)
1番外崎 中前に落ちる2点適時打で1点差!なおも2死一、三塁
2番田中広 空振り三振。試合終了
- 日本対台湾 9回裏日本無死、田中広輔は左越えに二塁打を放つ(撮影・栗木一考)
- 9回裏日本無死二塁、中前適時打を放つ山田(撮影・栗木一考)
- 日本対台湾 9回裏日本2死満塁、陳韻文は上林誠知の打球をファンブルする(撮影・栗木一考)
- 日本代表対台湾代表 9回裏日本2死満塁、外崎修汰は中前に2点適時打を放つ、盛り上がるベンチ(撮影・梅根麻紀))
- 9回裏日本2死一、三塁、田中広輔は空振り三振に倒れる(撮影・栗木一考)
<日本スタメン>
1番中堅 秋山(西武)
2番遊撃 源田(西武)
3番二塁 山田哲(ヤクルト)
4番一塁 山川(西武)
5番DH 柳田(ソフトバンク)
6番三塁 岡本(巨人)
7番捕手 森(西武)
8番右翼 上林(ソフトバンク)
9番左翼 田中和(楽天)
先発投手 笠原(中日)
- 試合前、稲葉篤紀日本代表監督と話をする前巨人監督の高橋由伸氏(撮影・今浪浩三)