オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した西勇輝投手(28)の阪神移籍が確実であることが6日、関係者への取材で分かった。先発投手陣の強化が急務だった阪神からプロ10年で通算74勝の実績を高く評価され、同じく入団交渉していたソフトバンク、残留を願うオリックスの中から熟考していた。

西は三重・菰野高から2009年にドラフト3位でオリックス入団。多彩な球種と制球力が持ち味で、12年10月のソフトバンク戦で無安打無得点試合を達成した。初めて開幕投手を務めて10勝13敗だった今季を含めて2桁勝利を5度マーク。通算成績は209試合に登板して74勝65敗1セーブ、防御率3・30。

今オフにFA宣言した5選手のうち西以外は所属先が決まっていた。広島で2年連続リーグ最優秀選手に輝いた丸佳浩外野手は、好守で西武を支えた炭谷銀仁朗捕手とともに巨人へ。西武で打点王に輝いた浅村栄斗内野手は楽天に移籍し、中村剛也内野手は残留した。