中日京田陽太内野手(24)が6日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、500万円増の4500万円で1発サインした。自ら「1番になります」と、来季から背番号が51から1になることを明言。「1桁はチームの顔。恥じないように、どんな試合でも最後まで(グラウンドに)立っていたい」と、気持ちを新たにした。

新人王に輝いた昨季は141試合に出場し、球団新人記録の149安打をマーク。今季は全143試合に出場したが、打率2割3分5厘に終わった。「こんなにうまくいかないことはなかった。ずっと試合に行きたくないと思っていた」。今オフはイベント出演を減らし、野球漬けの毎日。「来季は三振を減らし出塁率を上げる。守備率も10割に」と、気持ちは前向きに戻った。

ドラフト1位、大阪桐蔭根尾昂内野手(18)が、二刀流に決別しショート1本を宣言。「負けないように、僕もショート1本で行く」と、ガチンコ対決に自信をのぞかせる。

京田が憧れるのは阪神鳥谷。虎の鉄人として背番号1を背負い、遊撃手として最多の667試合フルイニング出場を達成している。来季の目標は全試合フルイニング出場。京田の目がキラキラ輝いていた。(金額は推定)

◆中日の背番号「1」 2代目ミスタードラゴンズの高木守道が有名。その後は藤王康晴、近藤真一、種田仁、福留孝介、堂上直倫、友永翔太が背負った。