神奈川大学リーグの横浜商大の納会が22日、横浜市内で行われた。

今秋のリーグ戦で35年間の監督生活を終えた名将・佐々木正雄監督(70)は卒業する4年生や現役部員たちに向け「アマチュア野球は自分のためにやるもの。自覚をもって、自分のためにやれ。自分のために、というのは利己主義とは違う。おんぶにだっこでは通用しない。自分のためにという思いを持って野球をできたら、他の人にも思いを分ける。それが本当の野球道なんだ」と説いた。

社会人野球・バイタルネットに進む藤沢浩太外野手(4年=横浜隼人)は「4年間、本当に面倒を見ていただきました。やっぱり、自分のためにやれ、という言葉は印象に残っています」と恩師に感謝していた。

来年4月1日付で井樋秀則助監督(56)が監督に昇格する。佐々木監督は総監督としてチームを見守っていく。