東都大学リーグの亜大が23日、硬式野球部の部長を務めた大島正克氏(70)の学長就任の祝賀会と納会を、都内の武蔵野市内の同大キャンパスで開催した。

OBは井端弘和氏(43)木佐貫洋氏(38)現役のヤクルト大下佑馬投手(26)らが参加。約300人のファン、後援会関係者らと、在学生約100人が出席した。

大島学長の後任として部長に就任した小川直之氏は「亜大にとって、野球部は誇りだと思っています。さらに良くするための環境作りを大切にしたいです。亜大のために精いっぱい、頑張ります」とあいさつした。

納会では、ドラフトでオリックスから2位指名を受けた頓宮裕真内野手(22)が、あいさつ。「4年間、楽しい時ばかりではなく、つらい時もありましたが、応援ありがとうございました。先輩から受け継いだ(東都)1部のバトンを、後輩に渡せてよかったです」と話した。

また、野球部OBとして初めて歌手デビューを果たした小山翔吾が「今すぐに逢いにゆくから」をアカペラで披露。大きな歓声を浴び「亜大野球部から、違う道で羽ばたく人がいるということを、証明したい」と力強く話した。

来季の新主将を務める佐久本一輝捕手(3年=興南)は「熱い気持ちと、感謝の気持ちを忘れず、先輩からつないでいただいた(東都)1部のバトンを良い形でつなげるように、頑張ります」とあいさつした。