東京6大学リーグの慶大が4日、横浜のグラウンドで始動した。新1年生の彦根東・増居翔太投手は昨春甲子園の3回戦、花巻東を9回まで無安打無得点に抑えるも、10回にサヨナラ負け。

悲運のエースと話題になったが「実力以上に騒がれただけです。課題は体づくり。大舞台で先発を任せてもらえるように」と、まずは体重65キロからの10キロアップを目指す。昨春甲子園では初戦で慶応・生井惇己投手と投げ合い完投勝ち。その生井も慶大へ。増居は「同じ左。頑張っていこうと思います」と、左腕同士で高めあうことを誓った。