首位ソフトバンクに激震が走った。柳田悠岐外野手が8日、左膝裏の肉離れのため出場選手登録を抹消された。

【13年】

◆化膿(かのう)性リンパ節炎 5月1日に発熱し離脱。右の鼠径(そけい)部に腫れがあり発熱した。同11日西武戦(鹿児島)で、「7番中堅」で12日ぶりに復帰も無安打。

◆右肩痛 6月25日の日本ハム戦5回の守備で、左中間への飛球をダイビングキャッチした際に痛めた。7月15日ロッテ戦で代打復帰。

【15年】

◆左手首打撲 6月11日阪神戦で左手首付近に死球を受け途中交代。打撲で14年4月から続いていたフルイニング出場は193試合でストップ。

◆左膝裏骨挫傷 9月26日ロッテ戦で死球を受け、左膝裏の骨挫傷と診断された。痛みが残る中、ポストシーズン全試合に出場したが、日本シリーズは5試合で19打数3安打、打率1割5分8厘。0本塁打と精彩を欠き、侍ジャパンのプレミア12は辞退した。

◆右肘手術 11月13日に右肘関節の遊離体摘出手術を受けた。

【16年】

◆右手薬指骨折 9月1日西武戦で中堅守備の際に右第4指末節骨を骨折。全治6週間と診断。10月8日からのロッテとのCSファーストステージに復帰も本来の打撃はできなかった。

◆右肘痛 秋季練習でノースロー調整。11月の侍ジャパン強化試合を辞退。

【17年】

◆右脇腹痛 9月20日の日本ハム戦でスイング時に痛める。右腹斜筋損傷・肋間(ろっかん)筋損傷で、全治3週間の診断。10月22日のCSファイナルステージ第5戦で、前日までのリハビリ組から「1番中堅」で復帰。初回に柳田の内野安打から3点先制して主導権を握り、CS突破につなげた。日本シリーズも1番として日本一に貢献した。

【18年】

◆頭部に打球直撃 9月16日の試合前練習中に西武選手のフリー打撃の打球が左側頭部を直撃。救急車で搬送された。打撲だった。脳振とう特例措置で出場選手登録を外れた。9月23日に復帰。

◆右膝痛 シーズンの順位確定後は中盤でベンチに退くケースが増え、最終戦の8日ロッテ戦は欠場した。