大学生投手NO・1の呼び声高い明大・森下暢仁投手(4年=大分商)は、開幕カードでふがいないピッチングに終わった。

「これが今の力です。この負けをこれからのシーズンに生かします」。言い訳はなく、短い言葉に決意を込めた。試合前のブルペンは好調を感じさせたが、先頭打者太田への初球はカーブを選択。「真っすぐに強い打者なのでカーブから入りました」。それが大きく外れ、そこから制球に苦しみ、6回を投げ被安打10の4失点だった。