巨人は10日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋ドラフト指名候補選手のリストアップ、評価などを確認した。

最速163キロ右腕で注目を集める大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)がプロ志望届を提出した場合は、複数球団の1位指名が確実視される。長谷川スカウト部長は1位指名の候補として挙げた。

巨人の過去11年ドラフト1位指名は以下の通り

 

◆08年 大田泰示(内・東海大相模)→ソフトバンクと競合し交渉権獲得

◆09年 長野久義(外・ホンダ)

◆10年 沢村拓一(投・中大)

◆11年 菅野智之(投・東海大)→日本ハムと競合し抽選で外れ→松本竜也(投・英明)

◆12年 菅野智之(投・東海大)

◆13年 石川歩(投・東京ガス)→ロッテと競合し抽選で外れ→小林誠司(捕・日本生命)

◆14年 岡本和真(内・智弁学園)

◆15年 桜井俊貴(投・立命大)

◆16年 田中正義(投・創価大)→5球団で競合し抽選で外れ→佐々木千隼(投・桜美林大)→再び5球団で競合し抽選で外れ→吉川尚輝(内・中京学院大)

◆17年 清宮幸太郎(内・早実)→7球団で競合し抽選で外れ→村上宗隆(捕・九州学院)→今度は3球団で競合し抽選で外れ→鍬原拓也(投・中大)

◆18年 根尾昂(内・大阪桐蔭)→4球団で競合し抽選で外れ→辰己涼介(外・立命大)→再び4球団で競合し抽選で外れ→高橋優貴(投・八戸学院大)