体操女子で16年リオデジャネイロ五輪代表の杉原愛子(19)が「武庫女Day」の始球式で甲子園のファンを魅了した。

武庫川女子大を代表してマウンドに上がり、右足を大きく上げて反時計回りに1回転ターンしてから、捕手までノーバウンド投球。スタンドからはどよめきと拍手が巻き起こった。

無事に終えた杉原は「すごい声援で緊張したけど楽しかった。無事に届いて良かったです」と笑顔。フォームについては、競技の床運動や平均台で行っている技を取り入れたといい「タイガーターン」と命名。「体操選手らしいところを見せようと思いました」と狙い通りだった。

5月18日のNHK杯へは「ノーミスの演技で(世界選手権の)代表に選ばれるように」と意気込みを語った。