張本勲氏が12日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。ヤクルト青木宣親外野手が受けた頭部死球についてコメントした。

青木は8日の阪神戦(神宮)で岩田稔投手から頭部死球を受けた。青木が激怒し両軍ナインがベンチを飛び出しあわや乱闘の騒動が起こった。青木は昨年8月19日の同カードでも岩田から頭部死球を受けていた。

張本氏は「(当てられた)選手は絶対忘れないからね。2回目だからね。でもあれは狙って投げたわけじゃないからね。すっぽ抜けの球なんですよ。今、頭を狙って投げるピッチャーは誰もいないよ。昭和の時代はいました。首の方、頭の近くに行かないと(打者が)怖がらないからと、そういう人(投手)がいた」と話していた。