世界少年野球推進財団が主催する「第29回世界少年野球大会 福島大会」(7月30~8月7日、福島市あづま総合運動公園など)の会見が28日、都内で行われ、同財団の王貞治理事長(79=ソフトバンク球団会長)らが出席した。

日本や米国、初参加のラオスなど14カ国・地域から少年少女が集まり、野球教室や交流試合を行う。東日本大震災からの復興を目指す福島は20年東京オリンピック(五輪)の野球、ソフトボールが行われる。王理事長は「大会を盛り上げて五輪につなげられたら。(震災の)風評被害も払拭(ふっしょく)できるように少しでも役に立ちたい」と情熱を示した。