中日加藤球団代表は、ソフトバンク3回戦(ヤフオクドーム)の8回に大島の本塁突入がアウトになった判定について、セ・リーグに連絡したことを明かした。

1点を追う展開で、先頭打者武山のソロで追いつき、2死から大島が右翼フェンス直撃の当たりを放った。ソフトバンクの守備陣が打球の処理にもたつくのを見た三塁コーチの奈良原コーチは手を回し、大島も一気に本塁をついた。だが判定はタッチアウトで勝ち越しはならず。

与田監督はリクエストを要求し、審判が協議する間、ヤフオクドームには大島が捕手の高谷のタッチをかいくぐったかに見える映像が流れた。それを見た左翼の中日応援団は「セーフ! セーフ!」の大コール。だがリプレー検証の結果、判定通りアウトになった。

判定に関する意見書は提出できないが、加藤球団代表は「映像を見る限り、空タッチに見える。納得がいかないので」と説明。勝敗を左右する場面だけに、7日以降に再度、セ・リーグに何らかの対応を求める可能性も明かした。