社会人野球の日本一を決める都市対抗野球が7月13日、東京ドームで開幕する。1927年(昭2)に第1回が開かれ、90回目となる節目の大会だ。日本野球連盟公認の社会人野球サポーター、田中優美さんに大会観戦のポイントを聞いた。

-都市対抗って何が面白いの?

田中さん 今大会は7月13日から25日まで、東京ドームで開催します。全国12地区から、史上最多の36チームが出場します。甲子園や神宮で活躍した選手がレベルアップした姿、将来のプロ野球のスターを予感させるプレー。レベルの高い野球が見られて、しかもトーナメント。華やかさと一発勝負の緊張感が最大の魅力です。

-どこで観戦するのがおすすめですか

田中さん 東京ドームのネット裏が当日券で2600円。しかも最大3試合も観戦できる。お得ですよ。チームによっては、一般客の応援席への入場を受け入れています。スティックバルーンやマフラータオルなど応援グッズを配布するケースもあります。選手の家族や職場の仲間、地元の人たちと、アットホームな雰囲気の中で、応援に参加しましょう。

-楽しそうですね

田中さん 都市対抗の応援といえば、企業の社員や地元有志による応援合戦が名物です。企業の商品マスコットが登場するなど企業色、地域色を打ち出した応援風景は、プロ野球や高校野球とは違う一体感、楽しさがあります。大企業の社長が一般の社員と一緒に応援してる姿なんか、見てるだけでほほえましいですね。

-行ってみようかな

田中さん 6月22日、東京カルチャーカルチャー(渋谷区渋谷1-23-16cocoti SHIBUYA『ココチ 渋谷』4階)で開幕直前スペシャルとしてトークイベント「魅惑の社会人野球」を開きます。私も参加して、社会人野球の魅力をアンオフィシャルに語ります。応援歌メドレーの演奏もあるので、都市対抗観戦の予習に役立ててください。