昨夏の甲子園4強入りを決めた8月18日に、金足農の豚舎で誕生した9匹の子ブタ「カナノウナイン」は、吉田輝星より早く今年2月に同校から巣立っていた。

宮腰明農場長はしんみりと「無事に大きくなって、秋田県のせりで出荷されました。世の中のどこかで、お肉になって誰かのおなかに入っているか、業者さんが今も大きく育てているかもしれません」と話した。