日本ハム大田泰示外野手が胸を張ったのは、左翼への二塁打でサヨナラ勝ちのチャンスを作った延長12回ではなく、1点を追う10回無死二塁から走者を三塁に進めた右飛だった。

一打同点の場面を演出し「負けているから、走者を進塁させて3、4番と思っていた」と納得顔。チームプレーの意識が個々に浸透しているから、強い。「負け試合から引き分けに持って行ったのだから、大したもの」と話した。