巨人は今季3度目の同一カード3連勝で、リーグ戦再開から5連勝。貯金を今季最多の13に伸ばした。

原辰徳監督(60)は、内角高めの155キロを左翼席に運んだ、坂本勇の24号満塁本塁打を高く評価した。

2回2死満塁からの先制弾に「このところああいう場面でなかなか点数が入ってなかったが、見事にね、インサイドに1球きたボールを仕留めたのは価値がありますね」と言った。

外角中心の攻めから、最後にきた内角球。「全部外、外、外で。それで2-2。勝負に最後きた、その1球を仕留めるというのは、元打者としても素晴らしいと思いますね」

6回には小林の2号ソロで追加点。

「あの、もう200本ぐらい打っているような感じのね、打ったあとのしぐさでしたけど。あれはちょっと余計だった(笑い)。しかし見事なホームランでした」

今村には今季2勝目がついた。

「6回を投げ切ったところで、もうひとつ欲をかいてしまって、もう1イニングいってくれと。いかせたんですけど。大竹がね、そこを助けてくれたという点では非常に良かったですね」と言った。今村のあとを受けた大竹、田口、中川でリードを守った。

「きちっとした役割というのは皓太(中川)ぐらいだと思うんですけど、そういう中でしっかり準備してくれているブルペンに対しては、非常に感謝と敬意を持ってます」

5連勝で、5日からはDeNA戦が始まる。

「なかなか3連勝というのは、なかなか同一カードでないので、そういう点では良かったと思います」