プロ野球史上最年少の劇弾で試合を決めた。ヤクルト村上宗隆内野手(19)が逆転サヨナラ25号2ランを放った。

▼19歳6カ月の村上が逆転サヨナラ本塁打。10代でサヨナラ本塁打を打ったのは94年5月31日松井(巨人)以来5人目となり、村上の19歳6カ月は53年4月22日森下(南海)の19歳7カ月を抜くプロ野球最年少サヨナラ本塁打だ。

10代で打った過去4人のうち「逆転」は、3-4から2ランの85年8月20日村上(近鉄)だけで、10代の逆転サヨナラ弾はプロ野球史上2本目になる。村上は7月3日広島戦では19歳5カ月で満塁本塁打をマーク。10代で満塁弾とサヨナラ弾の両方を記録したのはプロ野球史上初めてだ。