侍ジャパン稲葉篤紀監督(47)がムネリンと共闘する。台湾視察中の指揮官は17日、味全に兼任コーチとして現役復帰した元ソフトバンク川崎宗則(38)との情報交換に積極的な姿勢を示した。日本代表でも僚友で「必要な情報があれば、ムネリン(川崎)にも聞きたいと思う」と話した。

川崎はこの日から20年に台湾リーグに参入するチームのキャンプに参加し、本格的に始動。11月のプレミア12の1次ラウンドで日本と対戦する台湾で生の情報を得られる環境下にある。富邦にも昨季まで楽天で指導した古久保コーチも在籍。稲葉チャンネルは複数、構築できる。午前中にはプレミア12の会場となる桃園国際野球場も視察し、内野のアンツーカーが日本より約1メートル近い同球場の特性を確認。夜は富邦-統一戦を見て代表候補をチェックした。(新北=広重竜太郎)