ヤクルト一筋19年目の畠山和洋内野手(36)が、今季限りでの現役引退を決意したことが7日、分かった。

下半身のコンディション不良を抱えて臨んだ今季は1軍に登録されることがなく、イースタン・リーグでの指名打者での出場にとどまっていた。近日中にも球団から正式に発表される見込みだ。

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◆畠山の主な故障 12年4月には練習中にノックの打球が左目に当たり、左目の眼窩(がんか)内側壁骨折。同年9月には右脇腹肉離れでシーズン2度目の離脱を強いられた。以降は故障が続き、14年6月は左大腿(だいたい)二頭筋の肉離れで全治4週間、15年7月は左足の内側広筋・長内転筋の筋損傷、16年6月は左手有鉤(ゆうこう)骨骨挫傷で2カ月の離脱。17年には開幕後の4月に左腓腹(ひふく)筋の肉離れで長期離脱。シーズン中に復帰できず15試合の出場に終わった。