立正大は東洋大に競り勝ち、1勝1敗とした。

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糸川亮太投手(3年=川之江)が好リリーフを見せた。6回に1点差に迫られ、なお2死一、二塁で登板。津田への初球、「ファウルチップ」が東洋大の抗議によりボールと判定変更、捕逸で二、三塁となった。

それでも「割り切りました」と慌てず三振で切り抜けた。9回まで打者10人を完璧に抑えた。坂田精二郎監督(45)は「一番経験がある投手。(判定変更も)動揺なく投げてくれた」とねぎらった。

▽東洋大・杉本泰彦監督(継投策で臨んだが、1点届かず3回戦に持ち込まれ)「3番手の山下が誤算でした。打線はチェンジアップにやられている。毎回、同じですからね。指示をもっと徹底しないと」