オリックス湊通夫球団社長が21日、西村徳文監督の来シーズンの続投を発表した。

京セラドーム大阪で取材に応じ「今朝、監督とお話をさせていただいて、来季留任ということをお願いしまして、『来年もよろしくお願いします』というお返事をいただきましたので、皆様にご報告させていただきます」と説明した。

19日ソフトバンク戦に敗れたことで、5年連続Bクラスが確定。湊社長は「またBクラスだったということで、応援してくださった方に申し訳ない。ふがいない成績で申し訳なかったです」と、まずは謝罪。続投を要請した経緯について、「監督だけの責任ではなくて、当然、自分も含めた中で、責任があるということを判断した。また一緒にやっていこうというところです」と説明した。

今季を振り返り「チーム全体でいったん若返ろうという話でやっていた中で、エラーを含めたミスが多かった。その中で、シーズン中盤で安達の加入でよりしっかりしてきたところもあった」。また、2軍に目をやり「T-岡田を含めた32歳の世代が(2軍に)4人いますから、その辺も中心にしながら、もう1度しっかり考えていく。2軍はそこら辺がうまくいっていて、土台作りは成功している。若手が台頭してきたのがすごく大きい。時間とともにうまくいくのかなというのが見えた1年だった」と語った。