侍ジャパン稲葉篤紀監督(47)が五輪初出場のイスラエルの戦いぶりをインプットした。

23日、欧州・アフリカ予選の視察を終え、イタリアから帰国した。大会前は伏兵的存在ながら前日22日に4勝目(1敗)を挙げ、五輪初出場を決めたイスラエルに対し「基本的には力勝負というところ。投手もストライクゾーンの中で勝負する。誘ったりファウルを打たすというところではなく、力強いボールをストレート、変化球ともに投げていた。バッターも基本的にはストライクゾーンに来た球をしっかり打つ」と特長を口にした。

プレミア12でも採用される時間制限の新ルールも体感。無走者時の投球間隔が20秒、マウンドでの話し合いは30秒、投手交代とイニング交代は90秒以内に制限される。「イニングの90秒であったり、国際大会の雰囲気も感じることができたのも非常に大きかった」と話した。