仙台大が8回コールドの7-0で東北工大に先勝し、2位以上が確定した。

プロ注目の最速153キロ右腕・稲毛田渉(4年=帝京)が粘りの投球で無失点に抑えた。プロ志望届を提出した22日の東北学院大戦では5回5失点と打ち込まれ、「今日はゼロに抑えたかった。ストライク先行で試合を作ることができた」と打者18人中13人に初球ストライクを投げ込み、カウントを有利に進めた。5回1死一、二塁は連続三振で切り抜けガッツポーズ。開幕7連勝で4季ぶりの優勝も見えており、「大事な試合になるので勝てる投球をしたい。個人的には大学最後のリーグ戦なので、今までやってきたことを全部出し切りたい」と奮闘を誓った。