30日、阪神-中日25回戦を終え、セ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了。タイトル獲得者が確定した。


首位打者、最高出塁率

広島鈴木誠也(いずれも初) 打率3割3分5厘、出塁率4割5分3厘

「もうちょっとうれしいかなと思っていたけど、チームがこういう状況なのであんまり…。最初の方は自分が打たないとという思いが強かった。でも途中からとにかく塁に出ればそれでいい、つないでいこうという意識に戻った。そこを変えられたのは良かった」

本塁打を放った広島鈴木誠也(2019年9月14日)
本塁打を放った広島鈴木誠也(2019年9月14日)

最多安打

中日大島洋平(初)174安打

「10年かかってやっと取れたなという気持ちです。最多安打も上位にからんでいながら最後に抜かれたりしてきた。最後に上に立ててよかった。チームはいい順位ではないけど、とにかく試合に出続けることが大事と思ってやってきた。そういう姿を後輩も見ていると思う」

中日大島洋平(2019年6月11日)
中日大島洋平(2019年6月11日)

最多本塁打、最多打点

DeNAネフタリ・ソト(最多本塁打2度目、最多打点は初)43本塁打、108打点

「まさか2年連続でホームランのタイトルを取れるとは。これからも楽しんで頑張るよ」

サヨナラ3ランを放ちポーズを決めながら生還するDeNAネフタリ・ソト(2019年9月19日)
サヨナラ3ランを放ちポーズを決めながら生還するDeNAネフタリ・ソト(2019年9月19日)

最多盗塁

阪神近本光司(初)36盗塁

「(盗塁王は)一番目標にしていたことなので、取れたってことは良かったです。ただ数字や目標などで、まだ(達成)できていない部分もある。来年も(目標を)意識しながらやっていきたい」

三塁盗塁を決めた阪神近本光司(2019年8月17日)
三塁盗塁を決めた阪神近本光司(2019年8月17日)

最多勝利、最多奪三振、勝率第1位

巨人山口俊(いずれも初)15勝、188奪三振、勝率7割8分9厘

「自分自身もいい成績を残した中でチームの優勝が重なったのはすごくうれしい。リードしているときに勝ち越されない投球とか、チームが勝つための意識が(好結果に)結び付いてくれたと思う」

力投する巨人山口俊(2019年7月30日)
力投する巨人山口俊(2019年7月30日)

最優秀防御率

中日大野雄大(初)防御率2・59

「全力で10個のアウトを取りにいきました。すごくうれしい。まさか自分が取れるとは。みんながチャンスを作ってくれました」

中日大野雄大(2019年9月30日)
中日大野雄大(2019年9月30日)

最多セーブ

DeNA山崎康晃(2年連続2度目)30セーブ

「どんな状況でも堂々とマウンドに立つための準備をしてきた。セーブは僕一人の力ではできない。チームのみんなにありがとうと言いたい」

DeNA山崎康晃(2019年8月4日)
DeNA山崎康晃(2019年8月4日)

最優秀中継ぎ

中日ジョエリー・ロドリゲス(初)44ホールドポイント

「ホールドを取るためにやったわけではないが、自分の仕事をすることを心掛けた。一生懸命仕事に集中した」

中日ジョエリー・ロドリゲス(2019年4月17日)
中日ジョエリー・ロドリゲス(2019年4月17日)