阪神がプレーオフ、クライマックスシリーズ(CS)史上最大の逆転劇で、CSファーストステージ突破に王手をかけた。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

(自ら切り出して)

どんな記事書いてくれんねん。えぇ? どんなん書いてくれますか?

-最後も手に汗握る

ずっと手に汗握ってたわ(笑い)。最後だけちゃうわ。すごい。ホンマにすごい。選手が、すごい。

-最大で6点差だった

今のチームの目指す野球というか、全員で戦うという。控えというか、スタートで出ていないメンバーも、もちろん大きな戦力。投手も全員でつなぐ野球ができた。もちろん全体のヒーローはもちろん北條。だけど全員で野球できたのがすごくうれしい。常々、苦しいときどうするかとか、あきらめないとか。まあ、うん…………。(約20秒の沈黙後に声を震わせて)そういう野球できました。

-先発西が負傷し、1回途中の守屋から継投した

最後、人数が足らなくなるかなという部分があったけどいくしか。始まる前から言ってるけど、ウチはいくしかない。そうなったらなったで考えるしかない。野手も早い回からいってたんで…。(約8秒の沈黙後に)うん…。

-木浪もラッキーボーイだ

1個の塁を進むこともすごいこと。みんなの見ようによって、誰がヒーローにもなるような試合。

-ジョンソン不在で岩崎が好投した

優もずっとね、防御率を見てもそうやし、ちょっと1年のなかでは休む時間もあったけど、帰ってきてからは、ほぼほぼフル回転で常に苦しい場面で。ある意味、総動員。この場面で、いつも通りできるっていうすごさを感じた。

-この1勝はどうか

このCSで成長していける。クライマックスが始まる前に言ったけど俺らはまだ強いチームじゃない。でも、強くなれる戦いをしていってくれている。

-6日に決めたい

もちろん明日、決めにいくつもり。今日と同じように、また全員で戦う形になる。ウチは全員が戦力で、全員が必要。そういう戦いを明日もやっていきます。