日本ハムは8日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設でスカウト会議を行った。川村浩二球団社長(58)、栗山英樹監督(58)も出席。17日のドラフト会議へ向けて、各地区の担当スカウトから最終的な報告を集約し、全体の指名候補を73人に絞った。大渕隆スカウト部長(49)は「今日は現場の情報を吸い上げただけ」と説明。当日までに各指名候補の順位付けを進めていく。

大船渡(岩手)佐々木朗希投手(3年)の1位入札方針は不変。競合が確実視される中で注目される「くじ引き役」について、吉村浩GM(55)は「決まっている。(栗山)監督以外で。1位入札は公表するけど、抽選役は公表しない」と既に人選済みであることを明かした。また、昨年は球団史上初めて育成ドラフトに参加したが、同GMは「(今年も)可能性はある」。来季も育成選手を保持する予定で、2年連続で参加する可能性を示唆した。