広島会沢翼捕手(31)が15日、打撃練習に加え、ブルペンで薮田の球を受けた。

侍ジャパンとしてプレミア12出場を控えるため、秋季キャンプには同行しない。侍合流までは秋季練習に参加予定で、この日は佐々岡新監督が来季のキーマンの1人に挙げる右腕の球を受けた。「出て来てもらいたいし、(薮田にとっては)チャンスだと思う。それが一番。もっともっとアピールしてもらいたい」。安定したパフォーマンスを発揮できない右腕に声をかけ、奮起を促した。

もちろん侍ジャパンの一員としての調整の一貫でもある。「日の丸を背負うのでしっかりやっていかないといけない」。代表選手として、ラグビー日本代表の快進撃は刺激になっている。「同じ方向を向いて、何を思ってやっていくかが大事」。広島では昨年から2年、選手会長として一体感を大事にしてチームをまとめてきた。チームとして大事にするべきことは同じ。侍ジャパンでも「ONE TEAM」を胸にプレーする。