明大・森下暢仁投手(4年=大分商)は単独1位指名した広島が交渉権を獲得した。

森下は緊張から解放され、時折笑顔も見せながら「指名されて幸せな気持ちとこれからプロで活躍していかないといけないという自覚がある。また台風で被害にあわれた方もいるので勇気を与えられるプレーをしたい」と話した。

大学ナンバーワン投手の呼び声高い右腕。前日16日に広島が1位指名を明言し、佐々岡真司監督(52)は「フォーム的にも明治で4年間やってきたものがある。スピードもあるし、コントロールもある。そこにほれました」と話していた。

◆森下暢仁(もりした・まさと)1997年(平9)8月25日生まれ、大分県大分市出身。大分商では1年夏に背番号11で甲子園ベンチ入り(登板なし)。3年夏はU18W杯で10回を投げ無失点。大学日本代表では17年ユニバーシアード優勝、18年ハーレム国際大会優勝。180センチ、75キロ。右投げ右打ち。