オリックスがドラフト1位で興南・宮城大弥(ひろや)投手(3年)の交渉権を獲得した。1位は東邦・石川昂弥(たかや)内野手(3年)を指名したが、中日、ソフトバンクの3球団競合の末、福良GMがくじを引いて交渉権を得られず。外れ1位でJFE西日本・河野竜生投手(21=鳴門)を選んだが日本ハムと競合し、今度は西村監督がくじを外した。外れ外れ1位で高校生左腕の指名となった。

西村監督は最速149キロで1年夏から甲子園を知る速球左腕について、「将来性のある素晴らしい投手を取れた。直球とスライダーがいいと聞いている。まずは競争。どうやって育てていくか考えないといけない。最初から臆せずに気楽にやったらいいと思います」と語った。