侍ジャパン先発の今永昇太投手(26)が3回を6奪三振1安打無失点と快投した。

1回は2番ダービルに二遊間を抜かれたが、後続を難なく凡退に仕留めた。2回先頭の5番ルブランから3回9番ホールまで5者連続三振を奪う圧巻の内容だった。

「ブルペンではあまり調子がよくありませんでしたが、会沢さんが変化球をうまく使ってリードしてくれて、試合に入って徐々によくなりました。会沢さんとはチーム集合時からコミュニケーションを取っていたので、バッテリーとして形になり良かったです」

最速150キロの直球で差し込み、大会公式球で曲がりが大きくなったカットボール、チェンジアップのキレ味も抜群だった。

10月26日の練習試合オリックス戦でも3回2安打無失点と安定感を披露しており、首脳陣の信頼も厚い。「プレミア12」では1次ラウンド3戦目の台湾戦(台中)での先発が有力だ。