日本が終盤に逆転し、白星発進した。先制点を奪われる苦しい展開で、5回に逆転したが、6回に再逆転を許した。

しかし、2点を追う8回に相手投手陣が四球を連発。好機と見た稲葉篤紀監督(47)が1死満塁で1番坂本勇人に代打山田哲人を送るなど、執念の采配で一挙6得点を奪って逆転した。

試合後の会見では「初戦ということで、緊張感ある中で試合が進んだ。先発の山口はカナダ戦で少し打たれたことはあるが、この大会へ修正してくれて先制点を取られたが、しっかり試合をつくってくれた。山岡も含めて中継ぎも1人1人の役割を果たしてくれた。打撃陣はなかなかベネズエラの投手がよかったので、打つことができなかった。粘りながら四球を選び、つないでつないで、逆転して勝てた。明日につながる、いい勝ち方だった」と粘り強く戦った打線をたたえた。