日本が初回から先制パンチを見舞った。

台湾先発は元西武の廖任磊の弟で日南学園出身の廖乙忠。1回2死から近藤健介がフルカウントまで粘った末に四球で出塁。続く鈴木誠也の初球で相手バッテリーがパスボールをし、二塁へと進塁。2死二塁となり、2球目の122キロ外角スライダーを鈴木が逃さなかった。はじき返した打球は左中間を真っ二つに割り、二塁走者近藤が生還。打った鈴木は一気に三塁に到達した。

先制適時三塁打で勢いをつけると5番吉田正尚も2球目の内角直球を右前にはじき返し、2点目を奪った。

▼日本吉田正(1回に適時打)「初ヒットだったので、打ててホッとしました。しっかり振り切ることができました。またチャンスで打席が回ってきたら、ランナーをかえしていきたい」