PL学園OBの桑田真澄氏(51)がマスターズ甲子園開会式で選手宣誓を務めた。開会式後、試合に応じ「高校時代を思い出しました。本当にうれしかった」とほほを緩めた。

選手宣誓は大会事務局からの強い要望で実現した。

「『ぜひやってほしい』と。僕はそういうキャラじゃないので…。でも引き受けさせてもらいました」

甲子園は、高校時代に清原和博氏(52)とともに「KKコンビ」として沸かせた、切っても切り離せない場所だ。

「僕はやはり甲子園に育ててもらった思いがある」

1985年の高3夏以来、34年の時を経て母校のユニホームに袖を通し、恩返しの思いを体現した。

「(今日は)限られた時間になる。1つになって充実した時間にしたい」

今大会は1イニング限定で先発する。

 

▽選手宣誓は以下の通り。

「宣誓 我々高校球児OB一同は、聖地甲子園のグラウンドに立つため世代を超え、力を合わせて戦ってきました。この大会では、心から野球を楽しむため、スポーツマンシップに乗っ取り、フェアプレーで戦うことを誓います。

令和元年11月9日 選手代表 PL学園高校野球部OB 桑田真澄」