阪神が2日、大阪市内のホテルで今秋ドラフト指名選手の新入団発表を行った。

ドラフト1位、創志学園・西純矢投手(18)の背番号「15」をはじめ、育成指名2選手を含むドラフト指名8選手の背番号などが発表された。

西純矢投手の遠戚にあたり、今季チーム最多の10勝を挙げた西勇輝投手は背番号「16」。西純矢投手の「15」と「ダブル西」で連番となった。

 

ドラフト指名6選手、育成指名2選手の背番号とコメントは以下の通り。

 

◆1位=創志学園・西純矢投手(背番号15)「タイガースのユニホームに初めて袖を通して、すごく身が引き締まる思いでいます。勝負強いところを見てもらいたい。目標とする選手は西勇輝投手です」

◆2位=履正社・井上広大外野手(背番号32)「今まで野球人生で縦じまを着たことがないので似合っているか不安ですけど…似合っているんじゃないかなと思います。積極的に振っていくフルスイングを見てほしい。目標とする選手は福留孝介選手です」

◆3位=横浜・及川雅貴投手(背番号37)「今まではこのユニホームを見てきた側。今度は見られる側で、ワクワクしています。自分のセールスポイントは質の高いストレート。ストレートで三振が取れる投手を目指していきたいです。目標とする選手は菊池雄星投手です」

◆4位=東海大相模・遠藤成内野手(背番号45)「伝統ある縦じまに袖を通せてうれしく思います。セールスポイントは肩の強さとパンチのある打撃です。目標とする選手は守備では源田選手。打撃ではOBの金本選手のような勝負強いバッティングができるように」

◆5位=中京学院大中京・藤田健斗捕手(背番号59)「子どもの頃からなじみのあるユニホームに袖を通せて身が引き締まる思いです。肩の強さに自信があります。目標とする選手は梅野選手です。盗塁阻止率やワンバンドを止める姿がかっこいいです」

◆6位=東海大九州キャンパス・小川一平投手(背番号66)「(多くの報道時を前に)…すごい怖いです。早く甲子園のマウンドで投げたい。真っすぐと早いチェンジアップが売りです。目標とする選手は、誰からでも三振を取れ、誰からも信頼される藤川球児投手です」

◆育成1位=大商大・小野寺暖外野手(背番号127)「あまり囲まれることがなかったので、とても緊張しています。(タイガースのユニホームに)うれしい気持ちと憧れの縦じまに袖を通せて不思議な気持ちです。憧れの選手は、42歳で主軸を打っている福留選手です」

◆育成2位=静岡大・奥山皓太外野手(背番号128)「伝統のあるタイガースのユニホームに袖を通し、チームの一員になれたという喜びの気持ちが強いです。セールスポイントは脚力と肩の強さです。目標とする選手は、理想とする選手像の糸井選手です」

 

新人を迎えた矢野燿大監督は「楽しみな選手が指名できた。早くプレーを見たい」と笑顔。「楽しむ」矢野イズムをモットーに「僕たちはファンに感動を与えて、子どもたちに夢を与えたい。感動と夢を与えられる選手に」と期待をかけた。