日本が誇る右腕2人、楽天則本昂大投手(28)、ソフトバンク千賀滉大投手(26)が4日、20年東京オリンピック(五輪)での侍ジャパン入りを熱望した。

都内で行われたイベント「BLFチャリティトーク2019」に参加。楽天館山コーチとトークした則本昂は、今年のプレミア12での日本の優勝について聞かれると「僕はケガしたので(3月11日に右肘クリーニング手術を受け、7月9日オリックス戦で公式戦復帰)、選んでもらえないのは当然だとは思ってましたけど、18年3月から日本代表のユニホームを着ていないのですごくうらやましかった」と正直に告白した。

その上で来年の東京五輪について「本当に出たい。日本代表の試合がある時はいつでも(ユニホームを)着たいですし、東京五輪で金メダルがほしい。24人なんで厳しい枠ですけど。来年30歳になるオジサンが若手に『お前らまだ早いぞ』と言えるくらいのシーズンにしたい」と力強く話した。

またソフトバンクの同僚和田と登場した千賀は「(侍に)選んでもらえるように頑張りたいですし、選んでもらえるようなシーズンの入りをしたい」と明言。すると和田は「僕らの時は銅メダル(アテネ)とメダルなし(北京)だったので、金メダルを取ってほしい」とエールを送った。

またプレミア12で優勝に貢献したオリックス吉田正尚外野手(26)もヤクルト畠山コーチとのトークの中で「(五輪での侍入りの)チャンスはあると思うので、もう1回アピールして。来年の開幕から良い成績を残して、チームとともに良いスタートダッシュが切れればいい」と意気込んだ。