神奈川大学野球リーグの横浜商大は5日、横浜市内のグラウンドで今年最初の練習を行った。

今秋ドラフト候補に挙げられる最速144キロ左腕の藤村哲之投手(3年=愛工大名電)は、ブルペンで40球を投げた。10日ぶりの投球練習に「久しぶりで感覚が」と最初はボールがばらついたが、徐々に修正。最後は指にかかった球を投げ込んだ。

昨秋にリーグ戦初勝利を含む3勝。防御率1・82でリーグベストナイン投手に選ばれ、大学日本代表候補にも入った。新年の目標を問われ「1回も優勝を味わえていない。チームとしては、優勝して神宮へ行くこと。個人としては、打者を圧倒する投球をしてチームの勝利につなげることです」と答えた。