球界の功労者をたたえる野球殿堂入りが14日、都内の野球殿堂博物館で発表された。

競技者表彰プレーヤー部門のトップ得票者は高津臣吾氏で259票。殿堂入りには7票届かなかった。

08年に競技者表彰がプレーヤー部門とエキスパート部門に分かれて以降、プレーヤー表彰で殿堂入りが出なかったのは初めてだ。それでも高津氏はここまで順調に票を伸ばしており、近い将来の当選に期待がもてる。

また来年度は山本昌氏、小笠原道大氏、谷繁元信氏、松中信彦氏らが資格を得る見込みだ。

エキスパート部門では殿堂入りした田淵氏をはじめ、バース氏、掛布雅之氏ら阪神勢が上位を独占。外国出身者では、ラミレス氏がプレーヤー表彰で2年目にして高津氏に続く得票数(233)で、来年度バース氏との同時受賞なるか注目される。