全日本大学野球連盟は17日、横浜市内で監督会2日目を行った。

前日に引き続き全国の大学から監督、コーチ170人が出席。昨年11月に大学ジャパンの監督に就任した大久保哲也監督(57)は「こうして監督会で全国の監督さんの前でごあいさつもでき、いよいよ代表監督のスタートができたという感じです」と気持ちを引き締めた。

前日には、3月の選考合宿参加選手35人を発表した(16~18日、平塚)。「投打にバランス良く選べたと思う」と評価し、野手は中大・牧秀悟内野手(3年=松本第一)、早大・早川隆久投手(3年=木更津総合)の名前を挙げ「2人とも、去年のジャパンの実績がある。それを今年も生かして欲しい」と期待した。

監督会の最後は、侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)の特別講演が行われ、戦術面でバントの重要性などを説いた。「打つだけの野球じゃ厳しい。いかにして点を取るか。日本にあった戦略。そういったところは勉強になったと思います」と充実した2日間を締めた。