神宮でも神様を味方に! 花咲徳栄から明大に進学する菅原謙伸捕手が、同大の島岡寮に入寮した。

投手で活躍した父の良一郎さんを追い、親子2代で紫紺のユニホームに袖を通す。「父がとれなかったリーグベストナインを取って超えたい」と意気込んだ。

入寮に際し、塩を持参した。昨夏の甲子園2回戦の明石商戦。左肩に死球を受けたが、よけてないと自ら球審に申告。直後の1球を左翼席に運び、話題となった。試合前日に全身やバットに塩を振りかけてお清めするのがルーティンで、この“フェアプレー弾”にも「何かしらの(塩の)力があったんじゃないかと思います」。そんなラッキーアイテムを持ち込んだ。

課題には打撃を挙げ「打てない分、バントなど細かいところをしっかりやりたい。試合前は塩を全身に振ります」。お清めパワーで勝利に貢献していく。