社会人野球の第75回JABAスポニチ大会(3月12日開幕、神宮球場、大田スタジアム、岩槻川通公園、上尾市民球場)の記者発表が12日、都内で行われ、参加16チームの組み合わせが発表された。

記者発表には、新任監督のJXーENEOSの大久保秀昭監督、JR東日本の浜岡武明監督が出席。お互いに勝利を誓った。

大久保監督は昨秋、慶大監督から、6年ぶりにJXーENEOSの監督に復帰したばかり。「チームは4年連続で都市対抗野球に出場できていない。何とかしなければ、という状態。その意志を示すために、今年の公式戦最初となるこのスポニチ大会で、いいスタートを切りたいと思います」と意気込んだ。

同じAブロックには、今春、慶大を卒業予定の高橋佑樹投手(4年=川越東)が入社する東京ガスが入った。即戦力と期待の高い高橋だけに、この大会で登板する可能性は高い。JXーENEOS戦で登板すれば、師弟対決も実現しそうだ。大久保監督は「待ってろ高橋佑樹! ですよ」と笑顔で話した。

予選ブロックの組み分けは以下の通り。各組1位が決勝トーナメントに進出し、優勝チームには今夏開催の日本選手権への出場権が与えられる。昨年優勝の日本新薬はAブロックに入った。

▽Aブロック

東京ガス、JXーENEOS、JR東海、日本新薬

▽Bブロック

JR東日本、日本製鉄鹿島、Honda鈴鹿、沖縄電力

▽Cブロック

東芝、JFE東日本、JR東日本東北、パナソニック

▽Dブロック

明治安田生命、Honda、三菱自動車岡崎、JFE西日本