東日本大震災から9年。野球人たちが、それぞれの決意を口にした。ふるさとに思いをはせて発奮する東北出身の選手に、自らの使命を再確認する選手や監督…新型コロナウイルスの影響で開幕延期が決まった直後に訪れた節目を追った。

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ヤクルト嶋(楽天時代、長く過ごした東北へ)「簡単に頑張りましょうなんて言えないですけど、野球選手として少しでも頑張っている姿を見せるのが仕事。被災した方々に届くように元気にプレーしたい」

 

巨人原監督(11年の東日本大震災時は)「僕は広島でゲームをやっていた。あの状況というのは忘れられない。まだまだ復興というものは続いているわけだから、国民1人1人が、我々も含めてどういう形でも協力をするということはとても大事だと思いますね」

 

日本ハム栗山監督 1つの学びを我々はしたわけだから、それを本当に生かしていかなければ、そこで苦しんだ方々に申し訳ない。それも含めて我々が、今こういう状況の中で何ができるのかを、しっかり考えていかないといけない。