プロ野球の元日本ハム監督で大腸がん闘病中の大島康徳氏(69)が、タレント志村けん(70)の新型コロナウイルスに感染・入院報道を受け、「とても他人事とは思えず本当に本当に心配しています」と思いをつづった。

大島氏は25日、ブログを更新し、志村の報道に言及。「志村さんとは同い年。お名前(本名)も同じ康徳。これも何かのご縁」と共通点をつづり、「とても他人事とは思えず本当に本当に心配しています。志村さん!頑張って下さい!」とエールを送った。

続けて「政府にも、東京にも(メディアの役割も含め)お願いしたい」と切り出し、「オリンピックの延期は決まった。これから集中すべきはコロナウイルスの感染を一日も早く止めること!ですよね。とにかくそこに集中し、迅速に全ての態勢を整えてもらいたい。何よりも最優先されるは命でしょう!」と訴えた。

事務所によると、志村は今月17日に発症。倦怠(けんたい)感があったため自宅静養に入った。19日に発熱と呼吸困難の症状が出て、20日に都内の病院に搬送された。重度の肺炎と診断されてそのまま入院した。23日に新型コロナウイルス検査で陽性と判明、現在も入院している。