京大野球部は31日、新型コロナウイルス拡大のため、当面の間、活動を停止することを決めた。

この日、大学から「課外活動の自粛及び施設使用の一時停止について」との通達が出された。「当面の間、公認・非公認を問わず学内外でのすべての課外活動を自粛するように強く要請します」とあり、グラウンドや部室などの使用もできなくなる。

青木孝守監督(65)は「こればかりは、どうしようもないですね」と話した。感染拡大の影響で、オープン戦も予定されていた3分の1ほどしか消化できなかった。昨日までは練習を行っていたが、この日から練習をやめた。京大が所属する関西学生リーグは4月4日の開幕を18日に延期しているが、6日の臨時会議で予定通り開幕するかを協議する。

昨秋のリーグ戦では82年の同連盟発足以来初のシーズン5勝、00年以来の勝ち点2を挙げ初の4位。38季ぶりに最下位を脱出した。