プロ野球選手会が動きます-。同会に所属する12球団の支配下登録全725選手が新型コロナウイルス感染拡大収束への活動資金を寄付することが7日、分かった。この日、安倍晋三首相が緊急事態宣言を発令。ウイルスの収束なくして、開幕日を設定できないプロ野球の開催はない。ファンとともに、プロ野球の底力を-。寄付金額は各選手に委ねられるが、数億円規模の支援が予想される。国内最大級のプロ選手組織が一枚岩で“難敵”に立ち向かう。

【プロ野球12球団選手会長&主将コメント】

<巨人菅野選手会長>(3月21日に)

開幕は延びてしまいましたけど、やってきたことは間違いではなかった。不安なく、今まで通り調整していれば、いつ開幕してもいける。

<DeNA石田選手会長>(3月22日に)

(開幕が)いつになるか分からない不安な気持ちはありますけど、僕たちがしっかり上を向いてやっていかないといけないと思います。

<阪神梅野選手会長>(3月9日に)

開幕が遅れても仕方がないですね。遅れてでも(無観客ではなく)ファンのみんなと一体感を持って出来るということが、大事だと思います。

<広島田中広選手会長>(4月7日の全体練習後に)

どうなるか分からない状況。限られた時間の中で出来ることを一生懸命やるだけ。難しいですけど、我々は野球が仕事。しっかりと合わせられるように準備したい。

<中日京田選手会長>(4月3日に)

まず選手やファンの健康状態が優先されるべきです。開幕日が決まったら従います。プレーする側も観戦する側も、みんなが笑顔で笑えるようになった時、思い切ってプレーできます。

<ヤクルト中村選手会長>(4月5日に)

世界中で混乱が起きている中、自分たちにできることは微力ですが、1人1人が自覚と責任をもって行動しなければならないと思います。みんなで困難を一緒に乗り越えましょう。

<西武森選手会長>(4月3日に)

僕たち選手は開幕するその日までしっかり調整していくだけです。今、大変な思いをされている方が多い中、本当に1日でも早くこの状況が収束することを願っています。

<ソフトバンク中村晃選手会長>(3月30日に)

しょうがないですね。大変なことになってしまった。残念だけど、この状況を考えれば仕方ない。なるべく筋力を落とさないように極力できることはやっていきたい。

<楽天則本昂選手会長>(3月10日に)

選手は一生懸命調整して万全の状態へしていくので、開幕を心待ちにしてもらいたい。健康な状態でファンのみなさんと一緒に開幕を迎えたい。

<日本ハム西川主将>(2月29日に)

開幕した時に元気な姿を見せることが、今の自分にできること。早くコロナがなくなるように願って。元気だったり、勇気だったりを届けられたら。

<ロッテ益田選手会長>(3月25日の球団インスタグラムより)

試合のない日が続きますが、気持ちは1つです!一緒に頑張りましょう!(ファンと)マリンでお会いできる日が1日も早く来ることを願っています。

<オリックス若月選手会長>(3月7日に)

今の時間しかできないことを見つけて動くしかない。早く新型コロナウイルスが終息するのを待つしかない。また球場にファンが見に来てくれる日を楽しみにしています。