張本勲氏と上原浩治氏が26日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にオンライン出演した。

上原氏はプロ野球の開幕が延期されていることについて「いつ始まるかっていうのを早く決めて欲しいなと。その方が選手も調整しやすいですしね」とコメント。関口宏MCから「でも、それが言えないんだもの」と振られると「そうですね。だから、コロナに喝! です」とやるせない思いを語った。

注目のルーキー、ロッテ佐々木朗希投手についてもコメント。フリー打撃登板を視察し「とんでもない球を投げていました」と話した。

さらに古巣レッドソックスがサイン盗みで処分されたことにも「喝! 入れといてください。機械を使って伝達してたってことですよね。グラウンド内でやる分には構わないと思うんですけど機械を使って伝達というのはやってはいけない。もうセカンドランナーは何も伝達してはいけないっていうルールをつくって欲しいですね。ピッチャーとバッターの真剣勝負をそのまま楽しんで欲しいですね」と訴えた。張本氏も「疑問符ですね。サインを盗むんじゃなくて解読なんですよ。バント、盗塁だって分かったら(投球を)外すでしょ。戦略の一つ。日本だって何年も前からやってるんだから。センターから望遠鏡使って。セカンドからバッターに教えるのは、ルールよりもエチケットとしてやめた方がいい」と話した。

最後に新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で自宅にいる時間が長いことについてもコメント。

上原氏は「家にいるっていうことが一番の安全策なのかなっていうのをすごく感じます」。関口MCから「ずっと家にいてイライラしませんか?」と問われると「めちゃくちゃイライラしてます。どうストレスを発散するかというのも考えないといけない」と話した。

一方、張本氏は「イライラしませんね。私らの時代は(戦争中の)防空壕で何日も過ごしてるから。イライラしたってしょうがないもん。ビデオ見たり楽しんでますよ」とコメントしていた。